法輪功とは何か -2019-

法輪功(ファールンゴン)は法輪大法(ファールンダーファー)とも呼ばれます。佛家に根ざしており、法を学び己を高めることと、ゆったりとした動作と坐禅で煉功を行うことで、心身の向上を促します。

法輪功では「真・善・忍」の理念を中心とします。法輪功ではこれらを宇宙の基本特性とみなし、法輪功修煉者は日常生活の指針としてこの理念の実践を心がけます。

法輪大法の創始者である李洪志氏は次のように語っています。「法輪大法は宇宙の最高特性である『真・善・忍』に同化することを根本とし、この宇宙の最高特性を指針としながら、宇宙の演化の原理に従って修煉する」。

法輪功は「法輪大法」とも呼ばれます。

ニューヨークのセントラルパークで座禅をする法輪功学習者。

1999年までに、法輪功は中国で瞬く間に広がり、急速に成長する功法となりました。法輪功が1992年に一般に紹介されて以来、わずか7年で1億人を超える人々に愛好されるようになりました。

法輪功の修煉方法

このような精神修養は、古代の中国文化における道教・佛教・儒教で欠くことのできない、修行・自己修養と見なされるものでした。

法輪功修煉者は、日々の修煉を通じて無私の心、深い洞察力、内面の浄化、心の均衡 ― つまり真の健康と呼べる奥深い状態に自己を高め、究極的には「悟りを開く」もしくは「得道する」境地に到達します。

法輪功修煉者は寺院に出家するわけではなく、皆、社会の一員として結婚、子育て、様々な職業に就くなどの普通の生活を送っています。法輪功は自分の内面の変化を重んじます。修煉者は家庭内では忍耐強く、職場では誠実で、社会では積極的な人間となるため、前向きな変化を世界にもたらしています。

中国内外での受賞歴

法輪功は政府関係者や様々な組織から数多く称賛・表彰され、声明文が出されてきました。法輪功を修煉している多くの学習者も、地域社会や職場で賞を授かっています。

法輪功の創始者・李洪志氏は5回にわたるノーベル平和賞候補、そして欧州議会の「思想の自由のためのサハロフ賞」候補となり、フリーダム・ハウスの「国際的な宗教の自由賞」を受賞しています。

李洪志氏は、脚光をあびることを避け、経文や法輪功の法会などでの講演を通して、個人の修煉を導いています。

法輪功が無料で誰でも学べることを李洪志氏は常に重視しています。このため、書籍や録画はFalunDafa.Orgから無料で見ることができます。

あまり知られていない事実ですが、1990年代、法輪功とその修煉者は、中国で公認されていました。1999年に政治の風向きが劇的に変化し、迫害が始まる前のことです。

李氏は地方政府や協会からの招待を受けて、中国各地で50回以上の講演を行いました。1993年に北京で開催された東方健康博覧会では、李氏は最も栄誉ある気功師となりました。

例えば、1993年、中国公安部の機関紙『人民公安新聞』は、「中国人民の伝統的な犯罪撲滅の美徳を推進し、社会秩序と安全を守り、社会の公正を促進する」ことに貢献したと李洪志を称賛しています。

1999年までには、中国当局は法輪功がもたらす効果の数量化もはかりました。一例として、国家体育総局のある役人は米国紙USニューズ&ワールド・レポートのインタビューで、法輪大法は「一人当たり毎年1000元の医療費を節約できる。1億人が煉功すれば、年間1000億元の医療費を節約できる」と語ったことが挙げられます。

同役人は「朱鎔基首相も、これを喜んでいる」と続けています。

今日、法輪功は90ヵ国以上で実践されており、様々な都市や企業、大学などに同好会が作られています。

中国発祥の法輪功ですが、現在では世界90カ国以上の人々が実践しています。法輪功の主要な著作である『轉法輪』は40カ国語に翻訳されています。

お近くの公園に、法輪功の気功を実践できる煉功場所があるかもしれません。

法輪功の煉功や価値観の詳細に関しては、「修煉について」または「教えと信念」をご覧ください。

法輪功の学び方と場所の詳細は、Falundafa.org をご覧ください。


法輪功に関するよくある質問