世界的な活動

中国での法輪功に対する暴力的な迫害を、海外の修煉者は実に平和的に暴露する形で抵抗してきました。

世界中の法輪功学習者は、中国での悲惨な迫害に対する認識を高めるため、さまざまなプロジェクトや抗議活動に取り組んできました。中国政権のプロパガンダに対抗するため、中国のインターネット封鎖を突破し、迫害の軽減に貢献しました。また、当局の検閲を受けない独立メディアを設立しました。中国大陸に電話をかけて真実を伝えたり、衛星テレビを通じて中国の視聴者に事実を届けています。パレードを行い、情報提供のブースを設置して陳情書への署名を募り、美術展を開催しました。さらに『アンサイレンスー沈黙の叫び』、『長春ーEternal Spring』『知られざる事実』などの受賞に輝く映画も制作されました。


迫害について、まだあまり知られていませんが、法輪功コミュニティ以外の支援も目立ってきています。各国の医学専門家は、中国での法輪功学習者からの臓器摘出に反対し、抗議しています。またアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチなどの人権団体や各国政府の代表も、この迫害に対して声を上げています。

 

1. 公の活動

世界中の法輪功学習者は、今なお続く中国での迫害を一般の人に知ってもらうために、さまざまな公共イベントを開催しています。これらのイベントには、中国大使館前での抗議活動、パレード、集会、地域イベントや観光地での情報提供のブースなどがあります。

中国大使館前での活動

法輪功学習者は、重要な記念日や政治的に敏感な出来事がある日には、地元の中国大使館や領事館の前で平和的な抗議活動を行います。中国共産党や地元のコミュニティに対して、迫害についての公開書簡を書くことも行われます。

ロンドンでは2001年以来、法輪功学習者は年中無休で中国大使館前で静かに抗議活動を続けています。ロンドンの法輪功学習者は、迫害が終わるまで、この活動を続ける決意を固めています。

パレードと集会

毎年、主要都市では重要な記念日にパレード、キャンドルナイト、集会を開き、中国共産党の迫害により失われた命を追悼しています。

例えば、迫害が始まった7月20日を期してその前後に法輪功学習者は、ワシントンD.C.でイベントを開催しています。議会議事堂前でのイベント集会から始まり、米国政府や様々な人権団体がスピーチをします。そしてワシントン記念塔まで法輪功学習者たちは歩き、記念塔の前で迫害で亡くなった人々のために追悼するキャンドルナイトを行います。

情報ブース

世界各地で活動する法輪功学習者は、パリのエッフェル塔から台北の故宮博物院に至るまで、有名な観光地に情報ブースを設置し、迫害に対する認知度を高めています。迫害に関する情報を展示して、通行人に法輪功に関するチラシを渡し、気功動作を実演しています。

NGOのパネルディスカッション、議会の公聴会、政府高官やそのスタッフとの会合でも、法輪功学習者は中国の状況を議会関係者に報告し、警鐘を鳴らす機会としています。

パネルディスカッション

ワシントンD.C.で開催される「国際信教の自由」(International Religious Freedom)サミットには、2022年6月から参加しています。

2022年の「国際信教の自由」サミットのパネルディスカッションの様子

サミットは、ハドソン研究所の主催によるもので、2022年には専門家として、ハドソン研究所シニアフェロー兼「信教の自由センター」理事のニーナ・シア氏、「国際信教の自由」米国委員長兼ハドソン研究所シニアフェローのヌリー・ターケル氏、法輪大法情報センター事務局長のリーヴァイ・ブラウダ代表理事、中国での臓器移植濫用停止ETAC国際ネットワーク共同設立者のイーサン・ガットマン氏が登壇しました。

議会での公聴会

「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」が開催した、2012年12月18日の法輪功迫害に関する公聴会の様子。

法輪功への迫害は、米国議会の公聴会で何度も話題になっています。2012年、「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」は、法輪功迫害に関する公聴会を開催しました。6月に中国本土の家族を訪問した際、中国当局に不法に逮捕・拘束された台湾人の鍾鼎邦氏が証言しました。家族、台湾人、国際社会の努力により、ようやく解放されました。氏は証言の中で、24時間監視され、嘘の罪を自白するように強要された尋問中に受けた拷問について、詳しく述べました。

政府関係者との会合

2022年5月、迫害の被害者である張玉華さんとサイモン・チャンさん(母親が2022年北京冬季五輪の3日前に逮捕され、1カ月後に死亡)は、米国務省でラシャド・フセイン「国際信教の自由」(IRF)特任大使と面会し、自分たちの体験談を語りました。中国共産党の人道に対する犯罪に対抗するためさらなる厳格な措置を求めました。冒頭の挨拶でフセイン氏は、中国共産党による中国での法輪功学習者への非情な迫害は、容認できるものではなく耐え難いと、語調を強めました。また、法輪功学習者への支援を改めて表明し、中国における法輪功弾圧を非難しました。

張玉華さん(左から2人目)、ラシャド・フセイン「国際信教の自由」米国特任大使(左から3人目)、サイモン・チャンさん(右から3人目)。

中国国外の法輪功学習者たちは、国営メディアによる法輪功に関する非人間的プロパガンダに異議を唱えてきました。注目すべき活動として、中国の国民に直接電話をかけるチームや、中国のインターネット・ファイヤーウォールを突破するソフトウェアの開発などが挙げられます。

グローバルの電話かけチーム

法輪功学習者は直接中国国民に電話をかけ、法輪功迫害について話し、法輪功に関する誹謗中傷を論破して、迫害に加担しないように促しています。

一部のチームは、法輪功迫害を任務とする超法規的な警察組織「610オフィス」のメンバーなど、法輪功迫害に直接関与している人物を特定して、電話をかけています。電話をかけて話すことで、中国国内の法輪功学習者の命を救うことができるのです。

2020年初頭、あるフィンランドの学習者は、法輪功学習者が収容されている拘置所の所長に電話をかけました。この所長は、最初は下品な言葉で返答していましたが、電話を通して気持ちが変わっていきました。 数日後、所長は学習者に電話して謝罪し、今後法輪功学習者を迫害しないと誓いました。そして監禁されていた学習者は釈放されました。

検閲防止ソフトウェア

1999年に迫害が始まった後、中国では法輪功と関連するあらゆるものはネット上で厳しく検閲されるようになりました。国営メディアが流す非情なプロパガンダに対して、デジタル空間では対抗する術が全くありませんでした。この検閲を避けるために、海外在住の技術に精通した法輪功学習者たちは、中国の 「グレート・ファイアウォール 」を突破するためのソフトウェアを多数開発していきました。

その後、彼らはグローバル・インターネット・フリーダム・コンソーシアム(GIFC)を結成しました。Ultrasurf、Freegate、GTunnel、FirePhoenix、GPassなどのコンソーシアムのテクノロジーは近年、中国やその他の閉ざされた社会に居住するユーザーが、自由かつ安全にウェブサイトにアクセスする手段として、最も人気があり成功を博しています。

同コンソーシアムによると2008年6月の時点で、同社のサーバーに記録されたアクセス数は、1日あたり4億件以上に達しています。さらに、反検閲目的の中国からのインターネット・トラフィックの90%以上が、同社の安全なゲートウェイ・サービスを経由していると推定されています。

法輪功関連のウェブサイトは、中国のインターネット・ファイアウォールによって、最も体系的かつ完全に封鎖されているサイトの一つである。

法輪功学習者は、美術展や受賞に輝く映画など、さまざまなメディアを利用して、法輪功と今なお継続している迫害について人々の認識を高めてきました。

真善忍 国際美術展

この美術展は、法輪功学習者が描いた伝統様式による油絵を中心とします。9つのテーマに分かれ、法輪功の修煉や、中国共産党の迫害に直面した学習者の不屈の精神が反映されています。「真善忍 国際美術展」は世界50カ国、900以上の都市を巡回しました。

特に中国出身の清心さんの作品「迫害中的堅定」(下の写真)は、「この展覧会に参加したすべての芸術家は、私たちの作品で法輪大法の偉大な歴史を記録したいと願っています。この作品は迫害の実話に基づいています。中国の法輪大法学習者たちは甚大な苦難に耐えています。あきらめることのない不屈の精神は、暗闇の中でも輝いています」と語っています。

迫害に焦点を当てた映画

中国で今なお続く人権危機と国際的に及ぼす広範な影響を取り扱う、注目すべき映画が何本もあります。その多くは映画祭などで受賞した作品です。以下は法輪功の迫害を知ることができる、おすすめしたい映画です。


アンサイレンスー沈黙の叫び

実話に基づく作品。1999年に中国で法輪功が禁止されたことにより、北京の大学生たちの自由な日々は崩れ去る。国家が嘘を流布し、意義を唱える者を残酷に弾圧し始める中、彼らはアメリカ人記者ダニエルと出会う。ダニエルは自分が愛する中国で、自分の仕事に意味を見出そうと、もがいていた。

刑務所、拷問、死の危険が迫る中、良心に従って真実を語るのか、非道な犯罪が密室で行われる中で沈黙を守るのか、ダニエルも学生も、その選択を迫られる。

Watch Now(有料)(1時間47分)


 

『長春ーEternal Spring』

2002年3月、中国の国営テレビが法輪功のメンバーによって乗っ取られた。精神修養の法輪功は、中国国内での爆発的な人気のため、中国共産党政府が警戒し、1999年に禁止された。政府が法輪功を誹謗中傷するプロパガンダを流す中で、真実を伝えることが、テレビジャックの目的だった。この事件のため、長春にいる法輪功学習者は警察の襲撃を受けることとなり、『ジャスティス・リーグ』や『スター・ウォーズ』の漫画本を手掛けたコミック・イラストレーターの大雄(ダーション)は逃亡を余儀なくされる。

Watch Now(有料)(1時間25分)

日本語公式サイト


 

『冷戦の中のカナリアたち』

2021年、シンガーソングライターで人権活動家のジェームズ・H・ホワイトは、ワシントンD.C.で3人の姉妹と出会う。彼は大西洋を越えてこの物語を追い、パンデミックからメディア検閲、政治、エンターテインメントに至るまで、あらゆるものの根底に潜む邪悪を暴いていく。

世界有数の人権擁護の専門家や弁護士による洞察と、想像を絶する体験を生き抜いた姉妹へのインタビューを収録。

Watch Now (無料)(50分)


 

『果敢な抵抗』

中国東北部の長春市で6人の普通の人々(トラックの運転主、露店経営者、主婦など)が内密に会い、 通常ではない計画を話し合った。彼らの目的は、中国史上最も深刻な国家による虚言を暴くことだった。数百万人の迫害を正当化するために用いられた、たったひとつの虚言を。北京からテヘランまで、世界中の抑圧的な政権に挑戦する情報革命の引き金となった出来事であり、その衝撃波は今なお振動している。

Watch Now(無料)(10分)


 

『ラグドール(ぬいぐるみ人形)』

母は現代の迫害により殺害され、中国北部の路上に独り置き去りにされた瑩瑩(インイン)。 しかし、芸術の世界を通して母と再会する。 子供の世界の希望と想像力は、警官の電気棒や国家主導の暴力にも勝る。 全てに打ち勝つ崇高な決意がそこにはある。

Watch now(無料)(18分)