25年続く法輪功迫害 中国共産党の弾圧、さらに活発に
米ニューヨークで反迫害パレードを行う現地の法輪功学習者たち(脱党センター)
25年続く法輪功迫害 中国共産党の弾圧、さらに活発に
中国共産党による法輪功への暴力的な迫害が始まってから、25年が経つ。法輪大法情報センターが2024年6月に発表した報告書によると、全国的な修煉者の拘束や、法輪功を中傷するプロパガンダ、「通報」の奨励がみられ、弾圧はさらに活発になっていると結論付けた。
報告書「長すぎる25年 法輪功への弾圧」は、政府の内部文書、ウェブサイト、声明をもとに調査を行った。
その結果、法輪功はいまもなお、党内部にとっての主要な弾圧の対象であることがわかった。さらに、国内外問わず法輪功修煉者の追跡を強化するよう、高官が部下に指示していることも明らかになった。
法輪大法情報センターの代表理事で報告書著者の一人、リーヴァイ・ブラウダ氏は次のように述べている。
「中国共産党は1999年、真・善・忍という理念を実践する数千万の人々を対象にした大規模な弾圧を始めた。迫害は25年目を数えるが、党は国内における法輪功『根絶』への活動と、海外での攻撃、特に米国での動きを強めている」
報告書は、中国政府の文書のほか、難民の証言、学術研究、人権団体の報告、そして明慧網に中国から直接送られた資料をもとにしている。これらは、法輪功修煉者がいまなお大量に拘束されていることを示している。近年では、ハイテク監視ツールによって数百人が発見され、逮捕されたこともわかった。
2022年以降、1700人以上の修煉者が不当な裁判によって最長15年の懲役刑を言い渡されている。修煉者は一度拘束されると、多くの場合、残虐な拷問を受け、時には殺害されている。記録の限りでは、死亡者数は2024年5月時点で5069人に達し、2022年1月以降だけでも360人以上の修煉者が殺された。
中国共産党は直接的な弾圧のほか、市民を弾圧に加担させるために、名誉を汚す誹謗中傷を繰り返すことに巨額の資金を投じている。
例えば、昨年始まった全土規模のプロパガンダキャンペーンがある。国民的なアプリ「微信(ウィーチャット)」を使用して、法輪功に関する虚偽情報を広め、学校や会社で洗脳を進めている。いくつかの地方政府は、法輪功を学ぶ人や党に批判的な人に関する当局への「通報」に、報奨金を設けている。
法輪大法情報センターのブラウダ氏は、次のように述べている。
「これらの新しい取り組みは、中国共産党政権が恥ずべき現実を暗に認めているということだ。つまり、法輪功根絶の試みは完全に失敗しているということだ。さらに、何千万もの人々を草の根の人権や自由を求める活動家に変えてしまった」
海外での動き 活発に
中国共産党による法輪功弾圧は中国国内に留まらない。身体的暴行、外交的圧力、経済的強制は海外でも行われている。
同様に、中国国内で法輪功を中傷するプロパガンダは、SNSを通じて海外でも中国共産党によって積極的に推進されている。主要な西側メディアでさえ、党の虚偽を繰り返すことがある。
ブラウデ氏は次のように述べている。「巨額資金を投入した党の国内外のプロパガンダは、洗練されており、効果的なようだ。迫害をとめるためにも、国際社会がこれら(虚偽)を見抜くことが重要だ」
報告書は、世界では複数の国の政府や議会が、迫害による犠牲者への支援を表明していることも詳述している。また、中国当局者への制裁法や非難決議など、米国、欧州、アジア太平洋地域で取られた政策や法的措置についても記している。
このほか、米国およびその他の民主主義国家の政策立案者や市民社会に対して、中国共産党による迫害への対処策を提言している。
報告書の著者への取材、質問は、[email protected]までご連絡ください。






