米ニューズウィーク誌:米下院マイク・ジョンソン議長、中国共産党による臓器収奪を厳しく批判

写真:1月31日、IRFサミット(国際宗教自由サミット)で演説する米下院マイク・ジョンソン議長 (NTDTVよりスクリーンショット)

写真:1月31日、IRFサミット(国際宗教自由サミット)で演説する米下院マイク・ジョンソン議長 (NTDTVよりスクリーンショット)

記事の報道内容

2024年1月31日に米ワシントンで開催された「IRF(International Freedom Summit=国際宗教自由)サミット」で、米国下院のマイク・ジョンソン議長が、宗教の自由の重要性を強調し、この自由を甚だしく侵害する「良心の囚人からの臓器収奪」を厳しく批判した。

「チベット仏教徒や法輪功学習者が、強制労働所に収容され、中国共産党によって臓器が収奪されています。今、この瞬間は、ジェノサイドを防ぎ、犯罪者を罰する機械であり、米にはその義務があります」とジョンソン議長は述べた。

ポイントは?

中国での法輪功学習者などに対する深刻な人権侵害が続く中で、世界の政府高官やあらゆる層の人々が、明確にキッパリと中国共産党(中共)を批判することが極めて重要。ジョンソン議長は、明確な立ち位置を示し、中共の犯罪と闘い、中国の罪のない囚人の命を救うために具体的な措置を求めることを強調した。

米国議会の関連した動きは?

2023年3月、米下院は、 賛成413票 反対 2票で、Stop Forced Organ Harvesting Act(臓器収奪 停止法)を可決した。上院に対しては3月9日に上院外交委員会に付託され、現在審査待ちの状況。

ニューズウィークの英語報道記事:Mike Johnson Warns About China’s Organ Harvesting(中国の臓器収奪に警告を発するマイク・ジョンソン議長)