中国で拘束されている無実の母を釈放して…日本から救出を呼びかける娘
中国陝西省宝鶏市の法輪功学習者・王乖彦(おう かいげん)さんは今年4月に中国共産党によって不当に拘束された(張一文さん提供)
中国で今年の4月に拘束された母親の釈放を求めて、日本に住む娘が現在、さまざまな形で救出を呼びかけている。
家宅捜査・拉致
2024年4月11日の午後1時ごろ、中華人民共和国陝西(せんせい)省宝鷄(ほうけい)市の公安警察は、法輪功学習者である柴秀芳(さい しゅうほう)氏の自宅に押し入り不当な家宅搜索を行った。その際に、柴(さい)氏の自宅で法輪功の学びを共にしていた、王乖彦(おう かいげん)さんなど4人が拉致され、陝西省宝鶏市第二留置場に拘禁された。家族との面会も許されていない。
王乖彦さんは、陝西省宝鶏市の職業技術学院の教師で法輪功の学習者。1999年に中国共産党が法輪功を禁止して以来、25年にわたり何度も拘束され、拷問を受け、不当な判決を下されてきた。
日本からの呼びかけ
東京に在住する王乖彦さんの娘・張一文さんは、自分の成長過程で母親と過ごした時間は5年にも満たなかった。警笛を聞くだけで母が逮捕されるのではないかと緊張し、常に恐怖を感じていたという。今回の逮捕については、第二留置場から父親に「王乖彦が施設内で生活するために、日用品を買う金が必要だ」という連絡が入ったことで、始めて拘束されたことを家族が知った。
これまでは、中国にいる家族が嫌がらせを受けることを心配して、自分の本名と顔を公にすることはなかったが、今回は勇気を絞って声を上げることにした。
張一文さんは、当初、恐る恐る中国の政府機関に電話をかけ、母親の釈放を求めていたが、ある日、相手の声が緊張していることに気がついた。彼らは悪事が暴かれることを恐れていると認識すると、自分の中の恐怖心は自ずと消えていった。
彼女の呼びかけに応えて、5月28日、逗子市議会の丸山治章議員と支援する法輪功学習者が、中国大使館前で忠告書を読み上げ、張一文さんが大使館のポストに投函した。忠告書では、迫害されている人々への弾圧と監禁を停止し、強制収容所を閉鎖し、強制的な臓器摘出を停止するよう、中共政府に対して要求している。また、今回連行された王乖彦さんを含む4人の学習者全員の即時釈放を訴えた。
2024年7月24日、張一文さんは桜田義孝・衆議院議員と面談。同議員はFacebookとXを通してこの問題を広く公表した。
さらに、8月10日から24日にかけて日暮里駅前で署名活動が行われる。集まった署名は日本の外務省や政府関係機関に提出する予定。
オンラインの陳情書も設定されている。中国国内で拘束されている人の名前が海外で注目を浴びるようになると、過酷な拘束状況が和らぐことは、これまで釈放された人の証言から明らかになっている。数多くの日本人の支援があれば、王乖彦さんの現状が大きく変わっていくことだろう。
参考資料:
「私の母国に自由はなかった」
「無実の母親を今すぐ釈放して」 法輪功学習者ら、中国大使館前で弾圧停止求める
「Help、助けて」張一文
https://www.ganjingworld.com/s/oNogR0w0z8
#救援活動 #王乖彦 #張一文 #法輪功迫害 #丸山治章







