中国大使館前:親族の解放を求める法輪功学習者たち
10月12日、東京の中国大使館前で、中国共産党により不当拘束されている親族の即時釈放を求めて、法輪功学習者が抗議文を読み上げた。
当日は、逗子市議会議員で「中国における臓器移植を考える会(SMGネットワーク)代表の丸山治章氏と臓器収奪の貴重な証言者・エンヴァー・トフティ氏もそれぞれ忠告書と声明文を読み上げた。
以下は、親族のために声を上げている三人の法輪功学習者の抗議文。
張一文さんの抗議文
今年4月11日、私の母・王乖彦(おう かいげん)は法輪功 を修煉していることを理由に警察に強制連行され、現在拘留中て面会すら許されていません。
4月15日、陝西省宝鶏市の拘置所から父に、「王乖彦が施設内で生活するために、日用品を買う金が必要だ」という連絡が入りました。父は、その一報で初めて母が勾留されていることを知りました。私は「明慧ネット」という情報サイトを通じて、母が他の法輪功学習者5人とともに不法に逮捕されたことを知りました。すぐに中国の公安や留置場などに電話をかけましたが、母との会話と面会は一切許されません。
1999年から今に至るまでの25年の間に、母は何度も不法に逮捕され判決を受け、投獄されてきました。私が育つ中で、母と過ごせた時間はわずか5年にも満たないです。
1997 年、母は 34 歳の時に心室性期外収縮と診断されました。治す術がないと言われて法輪功を始めた結果、奇跡的に快復しました。しかし、1999年中国共産党政府は法輪功に対して残忍な迫害を開始し、母は『懺悔書・保証書』に署名することを強要されました。法輪功で健康体に戻り、恩恵を受けた母は拒否しました。母は悪いことをしていません。法律に違反することもしていません。法輪功を修煉するだけで強制労働施設に入れられた延へ期間は3年3か月になります。その他に、刑務所に7年間入れられました。その後も、断続的に警察に強制連行されました。施設に入れられた間、計り知れないほどの拷問を受けました。
無実の母と他の不当に連行された法輪功学習者の即時釈放を求めます!
◎王乖彦さん救出の関連記事:
中国で拘束されている無実の母を釈放して…日本から救出を呼びかける娘
劉希月さんの抗議文
暴露する。遼寧省公安庁の庁長、鄭芸を首に、職権を濫用し、法を犯している。部下に指示し、職権を乱用し、中華人民共和国の《刑法》及び《刑事訴訟法》に公然と違反し、犯罪事実がないにもかかわらず、部下に遼寧省葫芦島市の法輪功学員、劉聡を違法に逮捕させ、逮捕状や捜査状なしで法輪功学員劉聡の家を違法に捜索し、違法に逮捕した。法輪功学員劉聡は現在、遼寧省葫芦島市の拘置所に不法に拘束されており、今日でちょうど3ヶ月になる。
庁長の鄭芸を中心に、彼らは現在、法輪功学員劉聡に対して無理やり罪を追加しようとしており、犯罪事実や証拠がない中で、法輪功学員劉聡に対して罪をでっちあげて違法に判決を下そうとしている。これは明白な職権濫用の違法犯罪であり、《刑法》第397条に違反し、職権濫用罪を構成し、《刑法》第243条に違反し、誣告・陥害罪を構成する。
これらはすべて自らの犯罪の証拠でもある。直ちにあなたたちの罪悪行為を停止し、私の妹劉聡を解放し、すべての法輪功学員に対する迫害を停止することを求める。
また、日本政府が法輪功学員及び迫害を受けている法輪功学員に人道的な支援を提供することを願っている。
◎劉聡さん救出の関連記事:
張述慧さんの抗議文
私の叔母、鐘芳瓊(59歳)は、信仰を守っただけで不法に拘束され、現在、不法な裁判に直面しています。
2024年6月26日、叔母は買い物の途中で人々に心を落ち着かせる方法を説明していたところ、警察により連行され拘留されました。
7月には、叔母が違法行為を行ったという合法的な証拠が全く存在しないにもかかわらず、不法に逮捕されました。現在、四川省成都の拘置所に拘束されており、家族との面会も許されていません。
法輪功は中国では合法であり、中国憲法では信仰の自由が保障されています。中国のどの法律も法輪功を違法と定めたことはありません。
叔母は、心を修め善に向かい、真・善・忍の原則に従って生きる、善良な人です。誰にも害を与えておらず、まして法の施行を妨げるようなことはしていません。
成都拘置所による叔母や他の大法弟子への不法な拘束を直ちにやめ、叔母およびすべての大法弟子を無条件で直ちに釈放するよう、ここに強く求めます。
◎鐘芳瓊さん救出の関連報道:
6月27日に成都市新都区南派出所の警官によって連行。現在、成都市の留置場に拘禁。
ーーー
2024年10月12日の中国大使館前での抗議の関連記事: