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2024年7月12日、遼寧（りょうねい）省の葫蘆島（ころとう）市で、法輪功学習者が複数、不当に逮捕された。劉聰（りゅうそう）さんもその1人で、現在、葫蘆島（ころとう）市の拘置所に拘束されている。当時の報道によれば、逮捕されたその日から劉聰さんはハンストをして迫害に抗議しているという。 迫害者への法的支援を無償で提供 劉聰さんは、自分の夫（欒長輝さん：2021年7月に逮捕。刑期4年）を救う過程で法律知識を深めた。ここ数年、劉聰さんは自分の仕事を辞め、毎日、無償で他者の権利を守るための支援を続けていた。地元の法輪功学習者が迫害にあった際、彼らの家族に代わって弁護活動を行い、法的な手続きを進め、自己の権利を守る方法を教えてきた。このため携帯電話は監視され、居場所も常に把握されていたが、訴えの提出、弁護、資料の準備、家族との面会などの法的支援を続けてきた。 劉聰さんの逮捕は、迫害を受けている興城市の法輪功学習者、劉玉波さんの娘（張小恆さん）が、迫害者を実名で告発し、劉聰さんがその張小恆さんと連絡を取っていたためと考えられている。 日本に在住する姉の劉月さんによると、警察からの連絡は一切なく、劉聰さんの逮捕は明慧ネットを通して初めて知ったという。劉聰さんの義姉は、劉聰さんの家の中は、泥棒に入られた後のようにひどく荒らされ、車の鍵や携帯電話、財布などが見つかっていないと劉月さんに語った。 劉聰さんには、2022年10月に日本政府からビザも発給されていたが、日本在住の姉と両親に会いに日本に向かう途中で、搭乗ゲートを通過できず、パスポートが奪われた経緯がある。 劉聰さんの姉、劉月さんは、今の中国の現状に関して、次のように語っている。 「現在の法執行機関における若手の中心メンバーは、主に1990年代後半から2000年代に生まれた人たちです。彼らは非常に若く、一部は中共に洗脳されています。司法部門の多くの若い職員は、自分たちが担当する事件に法的な根拠がなく、法律に基づいて行動していないことを理解していません。彼らは単に上司の命令や任務を遂行しているだけです。このような行動に対して、将来彼らが自分の行為の結果に対して責任を取ることになるでしょう。誰もその責任から逃れることはできません。ですから、彼らが早く気づき、法輪功学習者に対して優しく接し、自分の過ちを改め、中共の残酷な行為を止めさせることを切に願っています」 日本の議員からの支援 劉聰さんの逮捕のニュースを受け、3名の地方議員（逗子市議会の丸山治章議員、茅ヶ崎市議会の水島誠司議員、四日市市議会の荻須智之議員）が、8月5日、東京の中国大使館前で忠告書を読み上げた。 忠告書では、中国共産党政権に対し、法輪功学習者に対する弾圧を即刻中止することを強く要求。不当に拘禁されているすべての学習者の即時釈放、臓器収奪の即刻中止、そして丁元徳さん、王乖彦さん、劉聰さんの無条件かつ即時の釈放を求めた。 同時に、劉聰さんの姉の劉月さんが、国際社会に向けて、妹の救出を訴えた。釈放を要求する声明文では、法的観点から劉聰さんが無罪であることを指摘し、妹と妹の夫、そしてすべての法輪功学習者の即刻釈放を要求した。声明文と忠告書は大使館のポストに投函された。 2024年8月5日、東京の中国大使館前で声明文を読み上げる劉月さん。 その後、一行は参議院議員会館に向かい、複数の議員と面談し、法輪功迫害の実態を説明した。 劉月さんの説明を受けて、片山さつき参議院議員は、次のように語った。 「四半世紀にわたる迫害が続いていることを知り、その状況が報道されない国（日本）が隣にあることを認識しておきます。あってはならないことが起きていることを受け止めますので、ぜひ頑張ってください。応援します」 2024年8月5日、片山さつき参議院議員（左）に資料を渡す劉月さん。 国際社会の支援を求める 劉月さんは、中国大使館前での抗議活動、議員からの支援を通じて、中国で現在行われている学習者に対する残虐な迫害に対して、国際社会が関心を持つことで、国際的な圧力を強め、中国における人権状況の改善を促すことを願っている。同時に、多くの善良な人々が、中共の邪悪な本質、そして長年にわたる法輪功学習者に対する残虐な迫害の実態を、より深く理解してもらいたいと語っている。 ＃救出活動 #劉聡 ＃法輪功迫害 ＃劉月 ＃中国人権 ＃丸山治章 ＃片山さつき #中国大使館前 関連記事： 日本の議員 中共に対して法輪功学習者・劉聡さんの即時釈放を求める https://jp.minghui.org/2024/08/08/101943.html 「無実の妹を釈放せよ」法輪功学習者、中国大使館前で弾圧停止求める https://www.epochtimes.jp/2024/08/244802.html 法輪功学習者 迫害への抗議でハンスト https://www.ntdtv.jp/2024/07/61764

法的支援を行ってきた法輪功学習者、不当に逮捕

法輪功創始者発表『なぜ人類はいるのか』

CECC年次報告書、法輪功への迫害を強調

欧米社会での不正取引により促進された、中国での23年に及ぶ残虐行為ー法輪大法情報センタープレスリリース

米CECC報告書：中国の法輪功修煉者の信仰の自由を守るよう米国政府の高官に要請

法輪功の沿革

法輪功の中核にある信念

法輪功への烙印

書籍

A Parade of Culture