証拠を拾い合わせて…

妹と父の命を奪った残忍な迫害から逃れたサンフランシスコに在住の2人の修煉者

中国の労働収容所で殺害された妹を追悼する花輪を手にする王易非さん。王さんは同じ運命から逃れるために中国を脱出した。2016年、ロサンゼルスで行われたパレードで。

中国の労働収容所で殺害された妹を追悼する花輪を手にする王易非さん。王さんは同じ運命から逃れるために中国を脱出した。2016年、ロサンゼルスで行われたパレードで。

1999年に法輪功への迫害が始まる前、内気でありながら回復力のある王易非さんは中国共産党のシニアジャーナリストとして働いていました。彼女の両親は、肺と腎臓を患い、長期入院を頻繁に繰り返していましたが、法輪功を始めてから、数十年来初めて、完全に健康を取り戻しました。そのため、良心の法輪功の修煉を支援していました。

公園で穏やかに瞑想している市民を警官が暴行する様を目撃した王さんは、法輪功修煉者と一緒に自分でも法輪功をやってみることにしました。そしてすぐに熱心な修煉者となりました。

2001年、彼女は、兄、妹と一緒に当局に迫害を終わらせるように訴えました。しかし、治安部隊に兄と妹は逮捕され、家族は悪夢に襲われます。兄は12年間の獄中生活を送り、妹は労働収容所で拷問死。悲しみに打ちひしがれた父は間もなく亡くなりました。

王さんは拘留されることはなく、安全を求めて米国に渡り、開放的で、多様性と自由に溢れるサンフランシスコという全く異なる環境にたどり着きました。やがて彼女の兄が刑務所から出所し、中国から逃亡して彼女と合流しました。現在、兄妹は18年前に殺され労働収容所に今も安置されている妹の遺体を取り戻すことに専心しています。

王さんと生き残った家族は、自分たちの話をすることで悲惨な過去の痛みに敢えて直面し、妹が殺害された証拠として、妹の遺体を引き取ろうとしています。個人的な体験を人々が知ることで、中共が法輪功を大量虐殺したことが暴露され、中国で同じ運命に苦しむ数百万人の救いになることを願っています。

誠意、決断、希望を描いた王一家の悲惨な物語は、Swoop Films(知られざる事実日本語字幕付き無料配信)の制作者)の「Finding Courage」(仮題:勇気を振り絞って)(英語版有料配信)と題したドキュメンタリーで紹介されています。

ドキュメンタリーの詳細については、FindingCourageMovie.comをご覧ください。

王一家の個人の体験はThe Epoch Times, Minghui.org, China Uncensoredで報道されてきました。